選ばれる医師の特長 耳鼻科編

新宿と言う街はいつでもたくさんの人でごった返していますよね。
耳鼻咽喉科の病院やクリニックも数えきれないほどの数が存在しており、どこを選べば良いのか分からなくなってしまいます。
そこで今回は、じっさいに人に選ばれることも多い、おすすめの医師の特徴について解説します。

おすすめの医師の特徴 1

おすすめの医師の特徴としてまず挙げられるのが、「患者への分かりやすく丁寧な説明を行ってくれる医師であること」です。
これは名医の絶対条件であり、実際に説明をきちんとしてくれる医師が多くの患者に支持され選ばれることが多いのです。
どんなに技術や経験が優れていても、患者へきちんとした説明をしない医師は名医と呼べませんよね。
逆に一見すると不愛想に見えても、きちんと患者が納得できる説明をしてくれる医師は信頼に足る医師と言えるでしょう。

たとえば耳鼻咽喉科といえば、風邪のときに受診する患者さんも多いですよね。
風邪と言えば薬、という人も多いのではないでしょうか?
しかし最近では「風邪でも薬はなるべく飲まない方が良い」という知識を身につけている患者さんも増えてきています。
実際に風邪と言うのは、薬で治る病気ではありません。
風邪は体の自己治癒力によってしか治せない病気なのです。

一般的に風邪の際に処方される薬は2種類で、1つは頭痛や発熱などの症状を緩和するための薬、もう一つは抗生剤になります。
しかし発熱と言うのはそもそも体の免疫がウイルスとの戦いで有利に戦えるように、体が防衛反応として温度を上げている現象です。
頭痛などの各主症状も、基本的にこの発熱に伴う症状です。
つまり風邪を引いた際に解熱すると言うことは、免疫の働きを阻害する行為であり、ウイルスとの戦いを引き延ばしてしまう結果になるのです。

2つ目の抗生剤は、細菌への抗生物質から造られた薬で、細菌への感染症に対して効果を発揮します。
しかしそもそも風邪と言うのは細菌ではなくウイルスの感染症ですので、抗生剤は風邪に対してほとんど効果を見込めません。
ではなぜ医師は風邪の患者に抗生剤を処方するのでしょうか。
じつは抗生剤は、万が一その患者さんの症状が風邪ではなく細菌感染によるものだった場合を想定して、保険のような意味合いで処方しているのです。
決して無意味と言うわけではありません。
しかしむやみに抗生剤を処方することで抗生物質に耐性を持った新しい細菌を生み出す可能性が高くなります。
実際に現在はそれを理由として厚生労働省が風邪に抗生物質を処方しないことを推奨しています。

つまり風邪の際に薬を処方するにしても、患者に何の説明もなく「風邪だから薬出しておきますね」という医師は誠実な診療を行っているとは言い難いのです。
きちんと「風邪は自己治癒力で治す病気であり、処方する薬は症状を和らげたり万が一細菌感染だった場合に備えたりする薬です。」と説明を行ってくれる医師は、信頼に足る医師であると言えるでしょう。
実際に最近ではそのようなきちんと説明をしてくれる医師が支持され、患者に選ばれることが多くなっているのです。

おすすめの医師の特徴 2

もう一つおすすめの医師の特徴を挙げるとすれば、「敬語で話す医師」というのも挙げられます。
もちろんこれはケースバイケースですが、老若男女問わず敬語を使い、対等な立場で患者を敬う気持ちを持っている医師はコミュニケーションがとりやすく、治療も気持ちよく進められる傾向があります。
敬語と言うのはあくまでも、医師が自分と患者を対等な立場と認識しているか否かを判断するための指標です。
敬語を使わないからと言ってすなわち高圧的であると言うことにはなりません。
何度も通院するうちに顔なじみとなり、だんだん敬語ではなくなってきたということもありますよね。
最初から敬語ではなかったとしても、本当に親身になって診てくれる誠実な医師もたくさんいます。

しかし、医師も人間ですので、経験を重ねるうちに横柄になることはあるのです。
何度も治療を繰り返していくうちに経験が自信となるのは当たり前で、それは望ましいことかもしれません。
しかしその自信が過剰になると、患者を見下して上から目線になってしまう医師もいます。
実際にそのような医師は決して少なくはないのです。
そのような医師の多くに現れる特徴の一つとして、敬語を使わなくなる、ということがあげられるのです。

つまるところ、おすすめの医師の特徴というのは、「患者にきちんと説明をしてくれること」「対等な立場としてコミュニケーションをとってくれること」この二つになります。
どんなに説明がきちんとしていても、高圧的な態度で話されれば、その病院で治療するのは嫌になってしまいますよね。
逆に人柄がよく患者を敬った態度で接してくれる医師であっても、肝心な治療に対する説明が曖昧では信頼できません。
この二つの特徴のどちらが欠けていても、あまりおすすめはできないのです。

まとめ

新宿にはいくつもの耳鼻咽喉科がありますので、もしも自分に合わないと判断したら別の病院にかかるのが良いでしょう。
新宿でおすすめの耳鼻科の医者のいる病院